虎日記

ちょっとずつ更新

久々にDJ的行為をするなどした(中で気づいたこととか)

最近ツイッターで絵を上げたやら曲できたやらしていたが、久々にDJミックスを作成、mixcloudに投稿した

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去年の10月末、今年の1月末以降まったくDJ的な行為をしていなかったのでやりたいなあと思いつつ機会を待ってようやく時間が作れたのでトラックリストを事前に作らず行き当たりばったりで一発録りを決行。エフェクトをちょっとかけすぎた感が否めないがいつもやるロングミックスとはまた違った楽しさがあった。

トラックリストを見ていただけるとわかるのだが、前半はフューチャーハウスやビッグルームハウス、中盤から後半にかけてはトランス、プログレッシブハウスに移行している。

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普段Native InstrumentsTraktor Pro 2をAKAI LPD8で操作してミックスするスタイルをとっていて、やり方は普通だったが何より前半のトラックリストはバンバン切り替わるのが見て取れると思う。ジャンルの都合により曲尺が短いものが多く、長く聴かせることに特化していないので普段トランスなどじっくり聴かせる曲を流す者としてはいつもより忙しかったように思える。

もちろん忙しくて大変だっただけではなく、何よりミックスしていて楽しかった。それに切り替えるポイントがわかりやすく、やる上で難易度が非常に高いというわけでもなかった。もちろんセンスや見極める力が重要になってくるので一概に簡単とは言えないがとっつきやすさはあった。リズムに乗るのも楽しいジャンルで世界中で人気が出たのもうなずける結果となった。

 

炎と氷

トランス、特にビッグルームの方面ではなくアンダーグラウンドな方面とそれこそEDMと呼ばれるビッグルームハウスやエレクトロハウス。これらはミックス内でいきなり移行しようとすると違和感を感じるミックスになることが多く、プレイする上でいかに中間色のような楽曲を持ってこれるかが問題となってきた。

しかし現代では炎と氷のような2つのジャンルの架け橋となる中間の属性を持った楽曲が増加しつつある。もちろん今というわけではなくかなり前からその動きはあったが、最近はより顕著なものになってきている。

一方、ここ数年でビッグルームを作っていた大物アーティストが穏やかなトロピカルハウスやディープハウス、アンダーグラウンドプログレッシブハウスを作る流れも出てきた。例えばDavid GuettaはPelicanをリリース、今までの過激な音を抑えた構成の楽曲となっている。

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誰が言っていたのか失念してしまったので詳しい参照元が出せないのが残念だが、音楽フェスで大きくなっていった楽曲の規模は少しずつ小さくなっているのかもしれない。衰えているというわけではなく、同じフレーズ、同じ音を繰り返し使いすぎて聴衆も製作者も疲労しているから一旦落ち着いた音に移行しようという流れができつつあるように感じる。音楽の専門家ではないのでこの考えはあくまで感想として捉えてほしいのだが、この流れが実際にできて炎と氷だけでなく、幅広いジャンルが栄えてくれると聴く側としてもDJとしても、製作者としても嬉しいと感じられる。

 

改めて報告

すでにご存知の方もいるとは思うが国内外1つずつのレーベルでリリースが決まった。告知に関してはNaiveDog from TANSANTIGERの方で告知をするので何卒。